パーミング(Palming)とは、チップやカードを隠し持つイカサマ行為を指すカジノ用語です。
ディーラー側、プレイヤー側共に適用される言葉で、最も古典的なイカサマ行為の手法の一つでもあります。
カジノの経営はその長い歴史の中で、こうしたイカサマ行為への対抗策を生み出してきました。
昔は人力による2重、3重のチェックを行っていましたが、現在ではカメラやコンピューターの技術の進歩で随分とイカサマ行為もしずらくなりました。
例えば、ディーラーに関しては必ずチップやカードを触った後は手のひらを上に向け、しっかり映像に記録されるようになっています。
プレイヤー側についても、別室ですべてのテーブルが監視されており、イカサマ行為があった場合は連行されてしまいます。
実は、多くのイカサマ行為の発覚は現行犯ではなく数分後に突然訪れるのです。
つい出来心でパーミングなどのイカサマ行為を行って成功した気でいても、後に必ず痛い目を見ることとなるので、絶対にやめましょう!
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