ブラックジャックで、最初の2枚でブラックジャックが完成している場合にディーラーのアップカードが”A”だった時、賭け金の1.5倍の配当を放棄して等倍の配当を受け取るシステムをイーブンマネーと呼びます。

ディーラーのホールカードが10と数えるカードで、ディーラー側にもブラックジャックが成立してしまった場合は通常引き分けになり、配当を受け取ることはできません。

この時、ホールカードが開く前にイーブンマネーと宣言していれば、等倍の配当は間違いなく受け取ることが出来ることが出来ます。

基本的にはホールカードを開く前にディーラーに

「even money?」

と聞かれるので、どうするのかを答えましょう。

ただ、ディーラーにブラックジャックが成立していなかった場合には少ない配当を受け取っていることになっているので、損になってしまいます。

理論上はイーブンマネーはしない方が得ということになっており、余程ディーラーがツイているとき以外はあまりお勧めできない戦法です。