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2018年10月4日のカジノニュースをお伝えします

竹中工務店が「夢洲MICE/IR推進室」を設立

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竹中工務店は、10月1日から「夢洲MICE/IR推進室」を設置することを発表した。

室長は加藤正久常務執行役員が兼務で就任し、メンバーは20人前後とみられている。

今回の構造改革は特定複合観光施設区域整備法案、通称IR実施法案の成立を受けて、大阪でのIR関連施設プロジェクトへの対応を強化することが目的。

「夢洲MICE/IR推進室」は2022年3月までの一時的な事務所としての位置づけとしている。

IRに関連した事務所の設立は日本の5大大手建設会社では大林組、鹿島建設に続いて3例目。

大阪府は此花区夢洲にIR(カジノを含む統合型リゾート)の誘致を目指しており、2021年頃の最初の区域認定に立候補する自治体の中で最有力と言われる。

また、2025年には万国博覧会も予定されており、IR建設という大きなビジネスに加えて、その後の交通インフラの整備といった部分についても、建設業界にとっては注目の的となっているようだ。

http://www.takenaka.co.jp/news/2018/09/03/index.html

北海道苫小牧市、IR誘致へ向けての住民説明会を10日から順次開催

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北海道苫小牧市はIR(カジノを含む統合型リゾート)の誘致に向けて、住民説明会を10日から順次開催する。

6月に公表した「苫小牧国際リゾート構想」についてがテーマで、市内17か所で開催される予定。

説明会ではまず概要について説明をした後、質疑応答の時間も用意されている。

根強いカジノへの反対意見がある中でIR誘致をより推進していくために、住民の理解を得ていきたい思惑がある。

「苫小牧国際リゾート構想」ではIRを含む国際リゾートエリアを新千歳空港に隣接する植苗地区に選定した。

1万5千平方メートル以内のカジノ、収容5千人の国際会議場、1000~2000室の宿泊施設などを整備し、来場者数は年間600万~839万人、売上高は1200億~1600億円を見込んでいる。

北海道では他に留寿都村もIR誘致に立候補しているが、苫小牧市が優勢とみられている。

沖縄知事選の結果によって沖縄が誘致レースから脱落したことを受け、北海道がIR誘致の最初の区域認定を受ける可能性は高くなった。

ハードロックを始めとした多くの海外IR事業者からも注目が集まっており、苫小牧市への期待感は膨らむばかりだ。

【問い合わせ】苫小牧市国際リゾート戦略室0144-32-6229