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日本進出も検討する、米カジノ運営企業大手のシーザーズエンターテインメントが会社売却の危機に瀕してることが発覚しました。

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10日、ニューヨークポストは、シーザーズエンターテインメント(Caesars Entertainment Corp)が、数日以内に他社への会社売却プロセスを開始するだろうと報じました。

シーザーズはネバダ州ラスベガスに本社を置くカジノ運営大手企業。

ラスベガスを始めとして、全米各地で複数ブランドのカジノホテルを展開しています。

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最近では日本進出へ向けて日本支社も開設済みです。

ところが同社の財務状況は芳しくない状況が続いており、2018年度は経常損益は6億ドルの赤字でした。

そのため、2月19日に米国の投資家で、同社の大株主であるカール・アイカーン氏が、CEC経営陣に対して会社売却を提言。

これに他株主も同調し、経営陣への圧力を強めていました。

現在の同社の時価総額は56億ドル(約6,000億円)と見られており、カール氏はそのうちのの28.5%を保有しています。

売却先として挙がっている有力な候補は、大手カジノ運営企業Eldorado Resorts(ネバダ州リノ)と億万長者として知られるTilman Fertitta氏。

日本進出も噂される同社だけに、今後の展開は注目されそうです。