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25日、大阪市の松井市長は定例記者会見の中で、IRについて、

「万博前の全面開業は、まだあきらめたわけではなく、できるだけ努力したい」

とコメントしました。

IRの開業時期についてはこれまで、2025年の大阪万博に先立って24年までの開業を目指していましたが、スケジュール的な部分の問題が懸念されていました。

24日、吉村知事はIRのRFC要項の発表の際、

「万博前全面開業は絶対条件ではない。(IRを)最高レベルにするにはどのくらい時間がかかるか事業者に聞く」

と、これまでの24年開業の姿勢から一転、部分開業の選択肢を示唆したばかり。

ただ、カジノを含むエリアを部分開業ということになると、統合型リゾートとしての目的についての批判が出ることは目に見えており、何とか部分開業ということは避けたいというのが本音のようです。

今後、事業者との連携の中で開業時期についての動向に注目が集まります。