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2018年12月6日のカジノニュースをお伝えします。

【北海道・苫小牧】ラッシュストリート、事務所の開設が完了。参入へ強い意欲。

北海道・苫小牧市のIR誘致に関心を寄せる米国ラッシュストリート社の日本法人、ラッシュストリートジャパンが5日、苫小牧市内に事務所を開設した。

苫小牧市内に事務所を開設するのは、カナダのクレアベスト社について2社目。

同社は、米国のほかカナダ、メキシコ、豪州、南米、インドなどで事業を展開し、ラスベガス等の豪華絢爛なIRリゾートよりも、デザインや開発の専門チームによる地方型のIRを得意としている。

地元新聞社の取材に対し、ニール・ブルーム会長は、

「初めての地域で地方立地型のIRを造るのが私たちの専門分野。ラスベガスやマカオにあるIRとはビジネスモデルが違う。経済発展や雇用を生み出し、税収を増やすなど地域貢献ができる。苫小牧には素晴らしい自然があり、天候条件もいい。地域の方々とお会いし、何を望んでいるかを理解した上で最もこの環境に適したものを開発したい」とコメントした。

現状では、詳細なIRの完成図等はまだ発表されていないが、カジノやMICE施設と共に、アウトドア施設なども融合した苫小牧ならではの地域密着型IRをアピールして、事業者の申請を行っていきたい方針だ。