IR実施法案の成立も追い風となり、全国で出店を加速するアミューズメントカジノですが、行ったことのない人間にとってはどんなところなのか全く見当もつきません。
初心者でも入れるのか?お金を賭けて遊べるのか?換金はできる?違法?どんなゲームで遊べるのか?などを今回は特集します。
アミューズメントカジノとは?
アミューズメントカジノとは、簡単に言うと換金できないカジノです。
一般的に海外のカジノでは、お客さんはカジノ側からチップを購入した後、ゲームをプレイしてチップが増減します。 ゲームを終えたらチップを換金して帰るわけです。
ところが、アミューズメントカジノでは、チップを購入するところまでは一緒ですが、ゲーム終了後の換金が出来ません。 カジノが禁止されてる日本ならではの業態で、世界的に見てもアミューズメントカジノというビジネスが成立しているのは日本だけです。
さて、多くの方がまず不安に感じるのは「裏カジノのように捕まったりしないのだろうか?」という点ではないでしょうか?
実はアミューズメントカジノはゲームセンターのような立ち位置であり、風営法の営業許可をしっかり取って営業しています。
そのため、合法的な業態であり、安心して遊ぶことが出来ます。
ところがこれだけ聞くと、アミューズメントカジノは単にお金を吸い取られるだけと思ってしまいます。
では、なぜメリットを一切感じないアミューズメントカジノが流行っているのでしょうか?
アミューズメントカジノの魅力
1.カジノゲームのルールが覚えられる!
カジノ初心者の方がカジノへ行こうと思った時に、今すぐ海外で本勝負!というのは、少しハードルが高いのではないでしょうか?
ルールをディーラーに教えて貰おうにも、テーブルに他のお客さんがいる場合はなかなか難しいですし、ましてや海外です。 コミュニケーションにも不安がある以上、間違ったルールを覚えてしまわないかと不安になります。
ところが、アミューズメントカジノでは、日本人のスタッフが、1から丁寧にルールを教えて下さる場所が多いです。 初めからルールを理解しているプレイヤーはいません。 金銭的プレッシャーを最小限のまま、ゲームをプレイしつつルールを覚えることが出来るのは、アミューズメントカジノならではの魅力と言えるでしょう。
また、アミューズメントカジノは実際の海外カジノと比べて、大型店であっても非常に小規模です。 カジノゲームの種類はポーカーがほとんどで、もし置いてあってもバカラ、ブラックジャック、ルーレット程度になります。 場所によってはダーツバーなど併設していることもあります。
そうした規模的な問題もあるため、レクチャー用にテーブルを開けてもらえるのかどうかは各アミューズメントカジノに電話で聞いたほうが良いです。 他のお客さんで埋まってしまっている場合には、どうしてもレクチャーに時間を割くことが出来ないため、予約は必須と言えます。 アミューズメントカジノによっては、定期的にカジノゲームのルール講習会などを行っている所もあるので、近くのお店をチェックしてみると良いでしょう。
2.テキサスホールデムポーカーを楽しむ!
先程も軽く触れましたが、ほとんどのアミューズメントカジノはこのテキサスホールデムポーカーによって成り立っています。 日本人がよく知る5枚のカードを交換して役を作る通称ドローポーカーとは異なり、テキサスホールデムは各プレイヤーがそれぞれ2枚の手札と5枚のコミュニティカード(共通カード)を用いて勝負するゲームです。 近年世界的に流行していて、世界大会の優勝賞金は10億円を超えており、日本でも流行の兆しを見せています。
カジノゲームというのは実際にお金を賭けてこそ面白さが出てくる部分も強く、そういった意味ではバカラやブラックジャックといったゲームをアミューズメントカジノで継続して遊ぶ面白みはあまり無いのが事実です。
ところがこのテキサスホールデムは頭脳スポーツとも言われていて、多くのカジノゲームと異なりお客さん同士が戦ってチップを取り合うゲームです。 そのため、実際にお金を賭けていなくても割と楽しめるゲーム性になっています。
また、テキサスホールデムに限らず、オマハやホースといったポーカー派生ゲームにも力を入れているアミューズメントカジノも中にはあるようです。
どれも白熱した対人戦を楽しむことが出来ます。
3.ポーカートーナメントに参加して賞金をゲット!
カジノは解禁されていないものの、日本でも大規模なポーカーの大会(JOPT,WPT,夕刊フジ杯など)が開催されています。
近年こういった大会は増加傾向にあり、この大きな大会で優勝すると100万円相当のプライズなどを得ることが出来ます。
これらは参加費からプライズを捻出しているという形ではなく、スポンサーからの提供という形にしているため、現状合法です。 これが参加費をプライズに充ててしまうと違法となってしまうので難しいところですね。
アミューズメントカジノでは、これらの大会の運営から参加に必要なチケットを購入して、それらを店舗の大会のプライズにすることで集客をしています。
このチケットについてですが、多くの場合複数枚獲得すると本大会での初期チップ量を増やして有利に進めることが出来るようになります。 そのため、プレイヤー側は大きな大会での活躍を夢見て、日々身近なアミューズメントカジノで沢山のチケットの獲得を目指しています。
4.仲間や店員とのコミュニケーションを楽しむ
ポーカーは盛り上がってはいるものの、換金できない以上アミューズメントカジノはどうしても本場のカジノには劣ってしまいます。
そのため、一部のカジノではディーラーにメイドのコスプレをさせるなどして、付加価値をつけて集客をしています。
本場のカジノではどちらかというと勝って稼ぐことが目的になりますが、アミューズメントカジノではディーラーと会話しながらゲームを楽しむことを目的にしている方も多いようです。
もちろんカジノゲームというツールを通して仲間内で盛り上がることも良いでしょう。
ゲームを楽しみながらも緊張感のあまり無い、居心地の良い空間をアミューズメントカジノは作っているように感じます。
アミューズメントカジノでの遊び方
アミューズメントカジノは想像よりもずっとオープンな雰囲気です。
入りずらさを感じてしまう声も多いため、実際にアミューズメントカジノ店を訪れる際の手順について詳しく見ていきましょう!
通常のカジノゲームを楽しむ編
1、入店。まず、多くの店ではチップを購入します。ドリンクの購入が必須の店舗などもあるので、必要な料金はしっかり確認しましょう。
2、遊びたいゲームのテーブルでそのチップを使ってゲームを楽しみましょう。ルールが分からなければ、大抵は親切に教えてもらうことが出来ます。
3、チップがなくなったら追加で購入することもできます。
4、ゲームを終えてチップが残っていたらチップを貯玉することが出来ます。増えたチップをドリンクの購入に充てることが出来る店舗も中にはあるようですが、これは解釈次第で違法になってしまうので避けた方が無難です。貯めたチップは有効期限内であれば再度来店したときに使用することが出来ますが、引き出す時にはチップの購入よりかは安く済むもののいくらかの料金が必要になります。
ポーカートーナメントに参加する編
1、入店。ポーカートーナメントに参加したい旨を伝えましょう。店によってはカジノフロアに入るための料金や、ドリンクの注文が必須の場合があるため、確認が必要です。
2、時間になるとポーカートーナメントが始まります。大会の形式によって、リバイ、アドオン、リエントリーといったチップの追加購入が可能です。運悪く負けてしまった場合は検討すると良いでしょう。もちろん、熱くなりすぎず、自分の財布としっかり相談することをおすすめします。
3、チップが尽きてしまい、追加購入もしない場合は、その時点で終了です。お店に残って他のゲームを楽しむも良し、会計を済ませてすぐに帰宅しても良いでしょう。
アミューズメントカジノでの予算
アミューズメントカジノがどういった場所かということにこれまで触れてきましたが、予算はどのくらいかかるのでしょうか?
店舗や地域によって全く値段は異なりますが、5000円あればどこでもある程度楽しむことは出来ます。
また、チップを増やして預けておけば、次回は安く遊べたりもします。
ちなみにポーカートーナメントについては、店舗によって1000円程から参加できるものも用意されており、プライズのチケットの枚数や種類によって大きく変化します。
リバイ、アドオン、リエントリーの金額などもお店によって大きく異なるため、料金の確認は事前にしっかりとしておいたほうが良いでしょう。
アミューズメントカジノで飲酒、喫煙は可能?
多くのアミューズメントカジノでは飲酒をすることが可能です。 お酒を飲みながらカジノゲームを楽しみましょう! もちろん車で行った場合は飲酒はご法度です。
これに対し、喫煙は各店舗の方針によって異なります。 事前に店舗に確認の電話をすることが無難だと思います。
アミューズメントカジノの問題点
カジノブームということもあり、数を増やし続けるアミューズメントカジノですが、業界内では多くの問題点も指摘されています。
ということで、いくつかの問題点についてみていきましょう。
問題点1:アミューズメントカジノディーラーの質が低い
ほぼすべてのアミューズメントカジノに言えることですが、本場のカジノディーラーとは全く技術も知識も劣っています。 細かい部分でのルールを間違って教えてしまったり、実際のカジノでは許されないようなディーリングの作法をディーラーが行っていたりなどがあります。
そのため、あくまでカジノっぽい雰囲気のゲームセンターという意識でいることが大切です。 日本でやる以上仕方のない部分ではありますが、頭に入れておきましょう。
問題点2:中には換金まがいのことをする店舗も
アミューズメントカジノは一切換金が出来なカジノです。 しかしながら、どうしてもチップを増やすと何かの見返りを求めたくなってしまうのが人間の性です。
そのため、一部の店では増やしたカジノチップをド換金する、ドリンクに交換する等の裏カジノまがいのことが行われてしまっています。 アミューズメントカジノは、ポーカートーナメント以外のお客さんが長くリピートすることが少なく、苦渋の選択としてこうしたことに手を出してしまうようです。
多くの場合常連客のみのサービスとなっていたりするため、公に摘発されることはほとんど無いでしょう。 ただ、違法もしくはグレーゾーンであることに変わりはなく、そうしたサービスを求めるのであれば海外カジノへ行った方がいいと思います。
問題点3:ポーカートーナメントに依存しすぎている
多くのアミューズメントカジノの収益母体がポーカートーナメントであることはお伝えしましたが、それに頼りすぎてしまっているのはあまり良くありません。
現在の状況はバブルのようなもので、トーナメントを開催すればお客さんが集まるようになっていますが、逆に言うとその多くはトーナメントのプライズにしか興味がありません。 日本では大きくて魅力的なポーカーのトーナメントは数えるほどしかなく、各アミューズメントカジノはプライズのトーナメントチケットによって差別化を図ることは難しくなっています。 そのため、価格競争に陥り、以前と比べるとトーナメント参加費はだいぶ少なくなりました。
しかし、本来アミューズメントカジノは価格で勝負出来るような業態ではありません。 海外カジノでポーカーをプレイしたり、オンラインポーカーのトーナメントに参加する方が、参加費に対するリターンは遥かに大きいためです。
ポーカートーナメントに依存しすぎるあまり、金銭的なリターン以外のサービスがおろそかになってしまうと、アミューズメントカジノはすぐに魅力のない施設になってしまいます。
アミューズメントカジノまとめ
まだまだ日本人にとってカジノは身近な存在ではありません。 海外へ行くのはなかなか難しいという人にとっては、アミューズメントカジノはカジノ入門としてお勧めです。 ポーカーについても人気は広がり続けていて、今後さらに流行が予想されます。
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