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2018年10月6日のカジノニュースをお伝えします。

マカオのカジノでイカサマギャンブラーが逮捕

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中国の建国記念日にあたる国慶節の大型連休(10月1〜7日)の期間は、中国人観光客でアジア圏のカジノは連日大盛況だ。

そんな中、マカオのカジノである中国人のギャンブラーが逮捕された。

カジノで所謂イカサマ行為をしたことが発覚したようだ。

マカオ司法警察当局は10月5日、10月1日にマカオ・コタイ地区にあるIR(カジノを含む統合型リゾート)のカジノ施設内で、ゲーム中に15万5000HKD相当のカジノチップ(日本円でおよそ225万円)を不正に得たとして、中国本土出身の女を相当巨額詐欺罪で逮捕した。

共犯の男については現在も逃走中とみられている。

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大小(sic bo、タイサイ)をプレイする様子

今回の不正行為は非常に大胆かつ伝統的な方法で行われたものである。

逮捕された女は仲間の男と大小のゲームをプレイしており、ゲームが終了して配当を付ける段階になると、ディーラーの目を盗んで当選した位置に賭け金を置き、不正に配当を得た。

当選すると50倍の配当が得られるめったに当たらない賭け方で、これに3100HKD(日本円でおよそ4万5000円)を置いたため、155,000HKDの配当が支払われたという。

しかし、現場にいた別の客が犯行の現場を目撃しており、通報。

ほどなくして追跡が始まったが、女がおとりとなり、不正に得られたチップは男と共に姿を消してしまっていた。

女は取り調べに対し、犯行を認めてはいるものの、チップの行方や男の詳細については頑なに供述を拒んでいるという。

基本的にこういった不正行為は上部に取り付けられたカメラで見られており、現在ではバレない様に実行するのはおそらく不可能である。

しかし、カメラによる監視は別室で行われており、不正の疑いがあっても巻き戻してしっかり確認してから現場に伝える必要がある。

そのため、現場で気づくことが出来無い場合は時間差が出来てしまい、イカサマを行った客がすぐに逃げてしまうと対処が非常に大変だ。

今回のケースも結果的に男を取り逃してしまっている以上、カジノ側としてもセキュリティ体制の見直しを図ってもらいたいと思う。

和歌山県で「統合型リゾート(IR)シンポジウム」が開催

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和歌山県は2日、10月24日(水)に「統合型リゾート(IR)シンポジウム」を開催することを発表した。

入場は無料・参加者は300名を予定している。

イベントには仁坂和歌山県知事も参加する。

IR推進派の岩屋毅防衛大臣が基調公演予定であったが、キャンセルとなり、現時点での代役は未定。

和歌山県としては、「統合型リゾート(IR)シンポジウム」の中で、「和歌山IR基本構想」の改訂についての発表やIRがもたらす地域への効果などを解説し、今後の熾烈なIR誘致レースに向けて存在感を高めていきたい狙いがある。

IRを誘致するために必要な区域認定を受けることが出来るのは最大で3か所。

他に立候補の意向を示しているのは長崎県・愛知県・東京都・神奈川県・北海道など。

和歌山県にとっては、接している大阪府が誘致に向けて積極的な動きをしていることもあり、厳しい戦いになることが予想される。

イベントの詳細・申し込みは以下URLから可能。 https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/020100/ir/sympo_201810.html