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厚生労働省がギャンブル依存症治療について、保険適用とする方向であることが分かりました。

カジノのプロによる解説

厚生労働省は20日、ギャンブル依存症の治療について保険適用とする方向で検討を始めました。

統合型リゾート(IR)の実現によって設置されるカジノについて、懸念される依存症問題についての対策としていきたい考えです。

ギャンブル依存症についてはこちらで詳しく解説しているので、是非参考にしてください。

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さて、現在のギャンブル依存症を取り巻く環境ですが、日本はご存知の通りすでにギャンブルに溢れています。

実際にギャンブル依存症の外来患者は増え続けており、2014年度の2019人から17年度には3499人に増加しました。

潜在的なギャンブル依存症患者の数はこの何倍にもなると言われており、カジノ設置に関係なく、依存症治療は国家として大きな問題です。

そのため、カジノ設置に伴う今回の件は、制度改正の良いきっかけになっているのではないでしょうか?

ただ、ギャンブル依存症治療に税金を投入することに納得がいかないという声も当然あるので、慎重に検討してほしいと思います。