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政府は、統合型リゾート施設（IR）の認定申請を2021年1月4日から7月30日まで受け付ける日程案を公表しました。

これまで認定の日程については2021年前後とされており、具体的な機関が発表されたのはこれが初めてです。

カジノのプロによる解説

漸く具体的なスケジュールが煮詰まってきましたね。

統合型リゾート(IR)の認定申請、言い換えればカジノ設置の許可申請ということにもなるわけですが、これはIR整備法によって最大3か所と定められています。

これを目指し、誘致を決定した自治体と、それによって選定された事業者が手を組み認可申請へと望みます。

ただし2019年11月現在では、まだ事業者の選定を完了している自治体は無く、誘致を検討している段階のところも多いのが現状です。

さて、今回発表された2021年1月4日から7月30日という期間についてですが、当初考えられていたよりも前倒しになったのではないでしょうか？

既に当初目指していた開業時期を随分と遅らせてしまっていますが、やはり自治体側の準備もまだほとんどできていない状況ですから、一定の配慮をしたものと思われます。

ただ、早期の開業を目指していた大阪府などにとってはこのスケジュールは大きな誤算です。

少なくとも2024年までの開業、つまり大阪万博前の全面開業はより遠のいてしまったように感じます。

逆に言うと、想定よりも準備に時間をかけることが出来るのですから、未だ誘致を表明していない自治体にとっては追い風です。

最終的にいくつの自治体が誘致を目指すのか、楽しみですね！