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2018年12月12日のカジノニュースをお伝えします。

ラスベガスサンズ、松井知事と会談

12日、大阪府の松井知事のもとを、カジノ最大手である米ラスベガス・サンズのロバート・ゴールドスティン社長ら幹部が訪問し、府公館で会談を行った。

これまでにも大阪府を表敬訪問するIR事業者はあったが、大阪万博決定後は今回のラスベガスサンズが初となる。

万博決定と同時に浮上した夢洲のインフラ整備をIR事業者に求める方針については、複数の事業者がこれまでにも前向きな姿勢を示している。

松井知事は

「万博とIRの相乗効果で世界中の皆さんが楽しめるエリアをつくりたい。素晴らしいアイデアを待っている」とコメント。

また、ロバート社長は

「IRを作るには非常に高い投資が必要。我々は政府から課せられる役割を果たしたいとした。」

ラスベガス・サンズは世界最大の売り上げを誇るカジノIR事業者として知られており、大阪の有力な事業者の候補として挙げられている。

オーナーのシェルドン・アデルソン氏はトランプ米大統領に巨額の献金をしており、先日の安倍総理とトランプ大統領の会談の中で、サンズ社が入札で優位になるような働きかけをした疑惑も浮上したばかりだ。

大阪府は19年夏をめどに事業者を選定し、その後最大3か所の区域認定を受けることが出来た場合、2024年までに開業するプランを立てている。