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北海道新聞社が23,24日に行った全道世論調査で、苫小牧市などが誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)について、反対派が66%、賛成派が32%となったことが分かりました。

昨年10月に行った同様の調査の結果とほぼ同様の結果となり、道民のIRに対する根強い拒否感が顕著に表れた言えそうです。

調査は道内在住の18歳以上の有権者を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話するRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。

実際に有権者のいる世帯にかかったのは631件で、うち510人から回答を得ました。

具体的な内訳は、IR誘致に

  • 「賛成」は7%
  • 「どちらかと言えば賛成」が25%
  • 「反対」は39%
  • 「どちらかと言えば反対」が27%

となっています。

北海道のIR誘致を巡る流れでは、4月に退任し参議院選挙への出馬を表明している高橋はるみ知事が今月20日、ギャンブル依存症などの対策を前提にして

「誘致に向けた取り組みを進めることが重要だ」と表明。

また、道はIRに関する基本的な考え方で「苫小牧市を優先候補地とすることが妥当」

としており、今後は苫小牧市を中心に道と市が一体となって誘致活動を進めていくと見られています。