カジノのスポーツブック・スポーツベットのルール、遊び方をカジノのプロが徹底解説!

ラスベガスなどのカジノで人気を集めるスポーツブック、スポーツベッティングとは?

ルールや遊び方から、日本では違法?どんなスポーツに賭けれる?ハウスエッジは?という疑問まで、実際に海外カジノで勤務し、スポーツブックにも詳しい現役カジノディーラーがお伝えします。

スポーツブック、スポーツベットとは?

スポーツブックとは、簡単に言うとスポーツ賭博のことです。

ブックという言葉は所謂「本」を指す意味では無く、「bookmaker」(ブックメーカー)という賭け事の胴元を指す単語から来ています。

勿論テニスも賭けの対象

スポーツベット、スポーツベッティングとも呼ばれており、馴染みのあるスポーツからマイナースポーツまで様々に賭けることが出来るようになっています。

海外サッカーなどのサポーターが日本に比べて熱狂的なのはスポーツブックで賭けていることも大きな要因です。

カジノにおけるスポーツブックとは?

カジノのスポーツブックエリアはどんなところ?

カジノ内のスポーツブックのコーナー

ラスベガスを中心に、近年カジノではスポーツブックを取り扱うコーナーが登場しました。

ここではスポーツブックの申し込みや当選金の払い戻しを行うことが出来るようになっています。

他の多くのカジノゲームと異なり、申し込みや払い戻しを受ける窓口と、配当の倍率や勝敗の結果、試合の中継などが映し出されるディスプレイだけが存在しているのが大きな特徴です。

カジノによっては座席ごとのモニターを完備しているところもあります。

カジノのスポーツブックエリアはどんな雰囲気?

カジノのスポーツブックエリアの様子

専用のコーナーの窓口で支払いをする点など、キノに似た雰囲気を持つスポーツブックのコーナーですが、その規模と熱気は比べ物になりません。

例えばサッカーワールドカップの決勝戦であったり、ボクシングのタイトルマッチであったり、そういったときには会場全体が異様な熱気に包まれます。

パブリックビューイングのような役割も持っており、単に自宅でスポーツを見るよりも楽しめることは間違いないでしょう。

座席ごとにモニターがついていて各々が好きなスポーツを見ることが出来るカジノよりも、大きな画面で全員が同じスポーツを見る前時代的なスタイルのカジノのほうが、スポーツ観戦としては間違いなくお勧めです。

ワールドカップの時の渋谷

日本では渋谷のスクランブル交差点で大騒ぎをする文化がありますが、ああいったその場だけの騒ぎでなく、実際に大金を賭けた人間が集まるエリアの興奮はある種本物です。

そのため賭けるかどうかに関わらず、観光ついでにスポーツブックのコーナーへ寄ってお祭り騒ぎを見に行く価値はあると思います。

カジノのスポーツブックの遊び方、賭け方

カジノのスポーツブックの賭け方の種類

賭けることが出来るスポーツも様々であれば、賭け方も様々です。

・どちらが勝つのか負けるのか?

という単純な賭け方もあれば、

・何点差で決着するのか?
・何ラウンドでノックアウトするのか?

など、賭ける対象は様々に用意されています。

また、一回の試合だけでなく、シーズンを通してどこが優勝するのかなど、長期的な賭け方も用意されていることが特徴です。

スポーツブックの賭け方の仕組み

どのスポーツにも少なからず強い方と弱い方が存在し、スポーツブックの世界においては強い方はフェイバリット (Favorite)、そして弱いほうをアンダードッグ (Underdog)と呼びます。

どちらが勝つのかを予想する場合に、フェイバリット・アンダードッグが同じ条件で勝負して同じ条件の配当だと、フェイバリットが当然人気になってしまい、賭けになりません。

これを公平にするために、2種類の方法が用いられます。

・1つ目は、競馬などと同じくオッズ、つまり配当倍率を変動させる方法です。

これはマネーラインと呼ばれ、スポーツブックに馴染みの無い日本人でもわかりやすく、最も一般的な方式です。

スポーツブックでは試合展開によって秒単位でオッズが変動することも珍しくありません。

・2つ目は、事前に点数のハンデを付けておき、フェイバリット側はその点数以上の点差をつけた場合に勝ち、そうでなかった場合は試合に勝っていたとしても負けという方法です。

要は弱いチームにハンディキャップを与えるということです。

これはポイントスプレッドと呼ばれており、主にバスケットボールなどの沢山点数が入るスポーツで採用されます。

スポーツブック配当の見方

配当の見方は少し複雑です。

まずマネーラインの方から見ていきましょう。

これはメイウェザー対パッキャオの世紀の一戦のオッズを示したものです。

左の赤い文字は賭けの番号を、文字は賭けの内容を表しています。

右の数字が配当を示す数字なのですが、この表示は少しややこしいです。

まず、+300やー175などと書いてあるもの。

「+」はアンダードッグで不利な状況、「-」はフェイバリットで有利な状況を示しています。

「+」の場合、横に書いてある数字は、$100を賭けた場合にカジノ側から支払われる金額になります。

例えば$100を賭けて+300の賭けで勝った場合、$300がカジノ側から支払われます。

反対に、「ー」は$100の配当を得るために必要な賭け金を表しています。

よって-175の賭けに$175を賭けると、カジノ側から$100の配当が支払われます。

次に、20/1などと書かれているもの。

これはシンプルに賭け金を1とした時の配当を示していて、20/1に$100を賭けて勝った場合は20倍の$2000がカジノ側から支払われます。

スポーツブックの賭け方

画面の見方などが分かったところで、いよいよ賭けをしましょう。

お金を賭けなければ本当の興奮を味わうことはできません。

自分の好きなスポーツと、賭け方に狙いを定めたら、窓口へ行きます。

スポーツも様々で賭けの種類も多くいため、英語力に自信のない場合は番号を伝えて確認だけするようにするとスムーズに行くと思います。

支払いを済ませ、馬券のような控えをもらったら、あとは座ってスポーツの結果を待ちましょう。

カジノのスポーツブックの配当を受け取る

馬券と同様に、予想を外してしまった場合はただの紙切れになってしまいますが、もし当選していた場合は換金が必要です。

換金の期限はカジノや賭け方の種類によって様々なので、確認をして出来るだけ早い換金をお勧めします。

もし過ぎてしまうと紙切れになってしまうので注意が必要です。

オンラインでのスポーツブック、スポーツベットは日本で違法?

今回はカジノでのスポーツブックの楽しみ方をお伝えしましたが、現在では日本にいながらスポーツに賭けることが出来るオンラインブックメーカーが登場しています。

そこで気になるのは、賭博が禁止されている日本でそういったものをプレイするのが違法なのか?という点です。

これについては、今のところグレーゾーンというのが正しい認識です。

やったからと言ってすぐに逮捕されるような話ではありませんが、2016年には逮捕者も出ています。

日本人ディーラーだったから、大手ではなかったという理由付けをして、別のオンラインカジノを勧めるサイトも中にはありますが、カジノ実施法案成立前後では違法なネットカジノやアングラカジノの摘発が相次いでおり、今後どうなるかわからない以上、当サイトとしてはお勧めできません。

それよりも実際に海外へ行き、カジノで回りの人間と盛り上がりながらスポーツベットを楽しむことが良いと思います。